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2020年度「JAPAN LIVE YELL project」の
応援ムービーが第59回JAA広告賞
グランプリ受賞

生活者の視点で「心に響く」
広告を表彰する、国内唯一の広告賞

この度、2020年度に制作した応援ムービー『ライブのリレー』が、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会(JAA)が主催する「第59回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」のデジタル広告部門において、JAA賞グランプリを受賞しました。エール・アンバサダーを務めていただいた松任谷由実さんの楽曲『春よ、来い』に、ご協力いただいた61の個人・団体の想いと、その先にいる全国の関係者の想いを乗せて、日本の多彩なライブ・舞台芸術・芸能を紡いだ作品です。

第59回2020・2021(令和2・3)年度 JAA広告賞 受賞結果
https://www.jaa.or.jp/contest/adaward/archives/

JAA賞グランプリ デジタル広告部門『ライブのリレー』(日本芸能実演家団体協議会)

(審査員コメント)
生で観る楽しみが減ってしまい、心から応援したいと思った。沢山の人にシェアしたくなったし、また楽しみたいと思わせてくれた。こんな時だからこそのライブ・音楽・舞台芸術の力を感じた。

このムービーは、コロナ禍において活動の場を失っていた全国のライブ関係者を応援する目的で制作しました。当プロジェクトの趣旨に賛同しエール・アンバサダーとして力強い応援をいただいたシンガーソングライターの松任谷由実さんをはじめ、音楽プロデューサーである武部聡志さんや鳥山雄司さん、そして全国各地の音楽・演劇などの芸術家、地域芸能の方々、子供たち、メジャーアーティスト、スタッフなど、61もの個人・団体の皆様にご出演・ご協力いただきました。名だたる企業等による素晴らしいデジタル広告作品226点が並ぶ中で、『ライブのリレー』がグランプリに選ばれたことは、ご協力いただいた皆様の想いが、そしてその先にいる全てのライブ関係者とファンの皆様の想いが伝わったものと受け止めております。

特に、本広告賞の特徴は一般消費者が審査員となり、生活者の視点で選考する点にあり、生活者である国民の方々に選んでいただいたことは、文化芸術は生きていく上で必要なものだとの信念を持ちつつも、悩みながら活動を続けてきたライブ関係者を大変勇気づけるものです。いまだ困難な状況が続いていますが、全国の関係者と、ライブを愛する皆様と共にこの受賞を喜び、文化芸術の復興に向けて歩みを進める力としてまいります。

今回の受賞作品『ライブのリレー』について

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、世界から突然「ライブ」が消えました。プロのアーティストだけでなく、表現を支えるスタッフ、プロを目指す若手や子供たち、全国で芸能やパフォーマンスを楽しんできた地域芸能やアマチュアの皆さん、場を提供してきた劇場・ホールや興行事業者など全てのライブ関係者が、生きがいを失い、もがいていました。もちろん、生きがいを失ったのは音楽や舞台を愛する多くの国民の皆さんも同じでした。
かけがえのないライブの魅力を思い出し、共に繋がり、前を向いていこう。そんな想いを込めて、日本の多様で豊かな芸能や舞台芸術を紡ぐ『ライブのリレー』を制作しました。

ご協力いただいた皆さま

[ピアノ]坂下幸太郎様/[舞台技術]昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ様、オーケストラ・アンサンブル金沢様、金井大道具株式会社様、株式会社パシフィックアートセンター(PAC)様、株式会社NUGGETS様/[歌手]平原綾香様/[バレエ]東京バレエ団様/[人形劇✕ひとり芝居]平常(たいらじょう)様、映像提供:ヴォイス・ファクトリイ株式会社様/[能]公益社団法人能楽協会様、映像協力:augment5 Inc.様/[演劇]ミュージカルカンパニーイッツフォーリーズ様/[神楽]大元神楽伝承保存会(今田舞子連中)様、協力:公益財団法人しまね文化振興財団様/[ダンス]埼玉県立杉戸高等学校ダンス部様、協力:公益財団法人埼玉県産業文化センター(SONIC CITY)様/[ジャグリング]小林智裕様、協力:奥村優子様/[フィジカルシアター]to R mansion様、協力:奥村優子様/[漫才]ナイツ様/[合唱]長崎居留地ドレミファンタジー様、指揮:原さとみ様、協力:長崎OMURA室内合奏団様/[マジック]山上兄弟様、映像提供:公益社団法人落語芸術協会様/[人形浄瑠璃]淡路人形座様/[日本舞踊・長唄]一般社団法人長唄協会様、公益社団法人日本舞踊協会様/[演劇]ゼロからはじめる中高生のための演劇シリーズ様、協力:宮古市民文化会館様/[コンテンポラリーダンス]大前光市様/[落語]三遊亭小遊三様/[オーケストラ]オーケストラ・アンサンブル金沢様、指揮:太田弦様/[朗読劇]文学座様/[演劇]みやこ市民劇様、協力:宮古市民文化会館様/[舞踊]あきた舞妓様、映像提供:秋田県様/[ジャズ]宮崎ジャズデイ2020・ユネスコ430様/[朗読パフォーマンス]森山未來様/[マスクプレイミュージカル]劇団飛行船様/[人形劇]冬の野外人形劇様、協力:公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会様/[地芝居]「新富座こども歌舞伎」の会様/[獅子舞]藤琴豊作踊り様、映像提供:秋田県様/[舞踊]Noism Company Niigata様/[ミュージカル]東宝株式会社演劇部様/[マーチング]慶誠高等学校様、映像協力:株式会社テレビ熊本様/[日本舞踊]日本舞踊家集団 弧の会様/[マーチング]専修大学玉名高等学校様、映像協力:株式会社テレビ熊本様/[神楽]隠岐島前神楽保存会様、協力:公益財団法人しまね文化振興財団様

[音楽]武部聡志様、鳥山雄司様 /[企画協力]有限会社雲母社様

松任谷由実 様

「JAA広告賞」について

本コンクールは1961年に創設され半世紀以上の歴史を有する総合広告賞で、審査員に広告の関係者を含まず、広告の受け手である消費者が生活者の視点から審査を行う国内唯一の広告賞です。審査基準は、「好感、共感、親近感がもてる広告であるか(感性)」、「わかりやすく、納得できる広告であるか(理性)」、「オリジナリティが感じられる広告であるか(創造性)」という3つの観点で、一般消費者審査員が約1カ月に渡り選考を行います。

2021年は新型コロナウイルス感染症の拡大で開催が見送られたため、第59回となる今回は、2019年10月1日〜2021年9月30日に国内で出稿された広告に審査対象を拡大し、全1530点の広告から119人の審査員が新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、デジタル、屋外・交通の6部門で各賞を選考しました。

デジタル広告部門では、トヨタ自動車株式会社や株式会社NTTドコモなどの広告作品226点の応募の中から、芸団協「JAPAN LIVE YELL project」の『ライブのリレー』がグランプリに選ばれました。

JAPAN LIVE YELL project 2020 の
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